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2017年の総選挙におけるNGT48の獲得票数 ④【日本のアイドルに注目 (78)】

「秘密を守れる人250人急募!1日だけのお仕事(時給千円)」

前回の続きです。アルバイトを雇うときの面接も大変だったでしょうがそれ以前に募集をしなければなりません。この人手不足のご時世に、さぞかしたくさんアルバイト募集の広告を出したことでしょう。広告料金は、どこにどういう広告を出したかによるので正確なことは全くわかりませんが、相当な金額になったはずです。

それに加え、投票作業をする場所も必要です。しかもCDが百枚ずつ入った段ボール箱が一気に千個届くのですから置く場所も必要です。あと人数ぶんのパソコンも、ってこれはさすがにムリかなあ。アルバイト全員に自分のスマートフォンで作業させたのでしょう。パソコンのキーボードのほうが入力時間は短くなりますが費用と場所、それだけの数のパソコンを準備できるかどうかも、リース会社に頼んだとしても1社では難しそうですから。

アルバイト全員が自宅で作業するってことだとサボる人も出てくるでしょうし、時間をオーバーしてしまう人もいるでしょう。CDの配送が遅れたりするケースだって出てきますよ。しかし実際には速報発表後に大量投票の続きみたいなことは行われていないみたいですから、これはどこかの体育館でも借りて全員で集まって作業したに違いありません。人件費と広告料金だけでなく場所代も結構かかったでしょう。交通アクセスによっては臨時の駐車場とか送迎バスも必要だったかもしれません。

有能なプロジェクトマネージャー

これって、大きなプロジェクトですよね。もしもテレビカメラが中に入ったら、作業中のアルバイトが150人とか200人とかいてその周囲には千個の段ボール箱と投票を終えたCDやケースなどのごみの山、っていう体育館みたいなところです。ドキュメンタリー番組が1本できそうな光景じゃないですか。

たくさんの人が目標に向かってがんばっているんですからそこには泣き笑い、いくつもの人間ドラマやハプニングも起きていたに違いありません。管理する人は大変だっただろうな、と容易に想像できます。

管理かぁ。規模が規模なのでちゃんと統制のとれた組織でないとところどころでミスやトラブル、混乱が起きかねませんよね。

それなのに実際に10万票の大量投票がちゃんと行われたってことはトップにかなり有能なプロジェクトマネージャーがいて、準備から投票作業の実行、最終段階まできっちり管理していたってことです。投票作業終了後に出る山のようなCDなどとそのケースとシリアルナンバーカードとセロファンと歌詞カードとその他のおまけを全て適切に廃棄するその手配まで完ぺきにやりきったのでしょう。どこかの山奥とかで大量の不法投棄が見つかったというニュースも聞いていませんから。

10万票の大量投票は、まさか練習とかリハーサルもやったんでしょうか。投票開始当日にミスなく10万票を24時間で投票完了させたんですから、やったのかもしれません。

以上、10万票の大量投票について私なりにその全体を具体的に想像してみました。お金よりも有能な管理者がいたということのほうが印象に残りませんでしたか。

(この記事終わり。(79)は2018年の総選挙での獲得票数について)