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2017年の総選挙におけるNGT48の獲得票数 ③【日本のアイドルに注目 (77)】

10万票の大量投票の具体的なイメージ

前回の続きです。AKB48の総選挙に、まずは1票投票してみましょう!

CDショップの袋から買ってきた投票権付きCDを出します。2017年の総選挙のときは「願いごとの持ち腐れ」、直近の2018年は「TeacherTeacher」でした。

最初にCDケースのセロファンを剥し、ふたを開けて中からシリアルナンバーの書かれたカードを抜き出します。CDやDVD、歌詞カードもおまけも放っておきます。おまけはタイプによって年によって違うみたいですがここでは触れません。シリアルナンバーをパソコンかスマートフォンに、数字とアルファベットがぐちゃぐちゃっとならんだ長ったらしい16ケタを打ちこんで、投票用の特設サイト内の投票したいメンバーのアイコンをクリックまたはタッチしてそれでやっと投票完了です。まわりには最初に剥したセロファンなどゴミが散らばっています。捨てるのであれば自治体のルールに従って分別しなければなりません。

この一連の作業を、素早くやっても1票投票するのに1分くらいかかります。おまけで入っている握手券とかメンバーの写真とかを眺めているともっとかかります。1票1分で1時間に60票、投票開始から速報の締め切りまでの24時間に必死でがんばって、まあ15時間くらい作業し続けたとしても900票です。どんなにムリしても1人では1000票が限界でしょう。

10万票の大量投票は1人ではムリ

1人で1000票が限界ならば、10万票の大量投票には最低でも100人は協力者が必要ということになります。100人が必死でがんばってやっと間に合うかどうか、なのでできれば150人か200人くらいいてほしいところです。

協力者が100人でも、そんな規模のファングループとかボランティアとかではなくてこれはアルバイトを雇ったと考えるべきでしょう。時給千円、日当1万5千円として100人なら150万円です。8時間労働でアルバイトっぽく普通に作業したら200人以上必要になるでしょうから交通費だって余計にかかるかもしれません。

DMのあて名シール貼りなんかを安く請け負ってくれるようなところ、たとえばシルバー人材センターなどに外注したのかもしれません。しかしそれだと体験談などが目に入りそうですよね、俺が私が大量投票の仕事を受注したっていう匿名のネット上の書込みがないはずないですから。目に入ってこないってことはやっぱりアルバイトを雇って、秘密を守れるかどうか1人1人雇う前に面接して念押ししたのでしょう。まだまだ続きます。次回も。