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昭和時代のトップアイドルは松田聖子 ①【日本のアイドルに注目 (46)】

日本のアイドル界の今昔

48グループなど最近のアイドル界のことばかり書いていたらふと昔のアイドルのことが頭に浮かんできました。これはと動画サイトでいくつかの名前を入れて検索して探してみると関連動画もたくさん、しばらく目が離せなくなってしまいました。つい専門のサイトも一緒に開いてしまったりして昭和のアイドル界に気持ちだけタイムスリップして数時間すごしてしまいました。昔のアイドルって生々しいというか、どんくさいようなそれでいて迫力があったり、今でも現役の人がかつてこうだったのかと驚くこともたくさんありました。

昔のアイドルは最近のアイドルとは違っているような、あんまり違いはないような、考えはじめたら止まらなくなってしまいました。その考えを整理するためにも文章にしておきたくなり、今回は昔のアイドルについて、特にその代表としてトップアイドルの松田聖子を中心に書くことにしました。

松田聖子の名前を知らない人はあまりいないでしょう。今も現役で、紅白歌合戦のような多くの人が見る歌番組に出演することもあってその歌声は日本じゅうに届いています。なので若い人だと昔松田聖子がアイドルだったことを知らない人も増えているかもしれません。たしかに現在は歌の上手な女性歌手、ですが30~40年くらい前はミニスカふりふりでブリっ子の本家、疑いようのないトップアイドルでした。

1980年4月1日

1980年4月1日ってなんの日かわかりますか。これがぱっとわかった人はかなりのアイドル通、さすがです。80年代を代表するアイドル松田聖子がデビューした日です。この日にデビュー曲の裸足の季節がリリースされたのです。

松田聖子って1980年度の初日にデビューしてるんです。そんな人が80年代のアイドル界を代表する存在なったっていうことが、AKB48の初代総監督の高橋みなみの誕生日が4月8日“48”であることとなんとなく共通しているように感じてしまうのは私だけでしょうか。

松田聖子のデビュー曲裸足の季節は、大ヒットとはなりませんでしたが、とりあえず中ヒットか小ヒットくらいにはなりました。オリコン週間シングルランキングの最高位は12位です。TBSテレビのヒットチャート番組ザ・ベストテンでは11位まで上昇して、注目曲を紹介する「スポットライト」のコーナーには出演できました。しかしこの曲での10位以内入りは叶いませんでした。

売上枚数は、2曲めの発売前は10万枚をちょっと超えたくらいでした。しかし2曲めの「青い珊瑚礁」が大ヒットしてその余波でデビュー曲の裸足の季節も売れ続け、最終的に売上枚数は30万枚近くまで増えました。

2曲めが大ヒットした余波でデビュー曲がロングヒット化するというパターンは中森明菜のデビュー曲「スローモーション」と2曲め「少女A」においても起きた現象です。のちに最終的な売上枚数だけを見て、デビュー曲から大ヒットしたんだと思ってはいけません。次の曲が大ヒットしたおかげ、売れたもん勝ちの芸能界らしいかさ上げが起きたゆえなのです次回も続けます。