ABCDBLOG

雑学系豆作家ABCDが今注目していること!

日本はGoToキャンペーンでどこへ行く? 【ノンジャンルで雑事にも注目 (5)】

GoToキャンペーン

政府の観光需要喚起策「GoToキャンペーン」がはじまりました。特定の条件を満たした旅行の代金が割引になるなど、おトクらしいので興味を持っている人は多いでしょう。これでお客さんがたくさん来るんじゃないかと期待しているホテルや土産物屋、レジャー施設などの観光業者も多いみたいです。コロナ騒動発生以来急激に経営が悪化していて倒産の危機が迫っているところでは藁をもすがるような気持ちかもしれません。

しかし、困ったことにコロナ騒動が再燃しています。緊急事態宣言解除後に徐々にコロナ騒動が終息することを見込んでこのような施策が行われることになったのですが、逆に第2波到来で一時期減っていた感染者が再びどんどん増えています。

この状況にかんがみ、特に感染者の増加が著しい東京都をGoToキャンペーンの対象から除くということになりました。東京からの来客を期待していた観光業者と東京都民から不満が出る一方、感染者の少ない地方では感染リスクの高い地域からの来訪が少なくなることを歓迎する声もあるようです。

(何が正解かわからない)私の個人的な意見

最近の政府は、GoToキャンペーンで国民に旅行してお金を使ってもらおうとしているのと同時に、感染拡大防止のため不要不急の外出や県をまたぐ移動の自粛をよびかけているようです。まさに冷房と暖房を一緒にかけるようなものです。ちぐはぐ、あるいは矛盾しています。

正しくはどうすべきなのでしょう。非常に難しい問題ですし、この時点では何が正解かおそらく誰にもわかっていません。

あなたはどう考えますか? とりあえず私の意見を述べます。あくまでも私の個人的な意見です。

コロナ騒動を確実に終息させる道筋は見えていませんし、当面はまだ見えそうにありません。ならばその場しのぎでできることをやる、ではなく、むしろ「あきらめて幸運に期待する」ほうがいいのではないでしょうか。感染したらそれは運が悪かった、ということで交通事故や天災と同じようにとらえるのです。

自分に落ち度がなくても暴走するダンプカーにはねられたり突然の地震や竜巻、ゲリラ豪雨に襲われて最悪の場合死んでしまうことはあります。そういうときは運が悪かったとあきらめるしかないでしょう。

交通事故が怖いから県外に移動しない人、いますか? 地震が起きるかもしれないので不要不急の外出は避けるって人、珍しいですよね。

コロナだけ怖がって防止策を無理矢理やろうとする必要があるのでしょうか。それで経済が止まって経済苦自殺が増えたり社会がおかしくなってしまうことのほうが問題です。日本人はコロナを怖がりすぎているように感じます。同じくらい怖いものはたくさんあるし、もっと怖いものもあるでしょう。

もらい事故も大地震も防ぐことはできません。幹線道路では多くのクルマが制限速度を超えたスピードで走っていますし、防災訓練に参加しない人もたくさんいます。防ぐことができないものなのであきらめているのでしょう。しょうがないことです。大地震で被災したら、交通事故で死んだら、それは運が悪かったとあきらめるしかありませんから。

コロナだけ恐れて我慢と辛抱ばっかり、よりもあきらめて、幸運を祈りつつ普通に生活しているほうがいいんじゃないかと私は考えます。特効薬か簡便で確実な予防法が見つかるまで、ですが。

(この記事終わり。(6)では何に注目するか、まだ未定)