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指原莉乃の時代の終焉、大感謝祭開催!②【日本のアイドルに注目 (95)】

その趣旨

前回の続きです。卒業コンサートの再演みたいなことはまさかしないでしょうから大感謝祭ではあの曲を唄うだろうみたいな予想をした人は多かったかもしれません。私もいろいろ予想しました。しかし卒業コンサートで唄うんじゃないかと私が予想していたのに唄わなかったイコールラブやマツムラブだけでなくかつて指原莉乃の大好きな曲ってことになっていた引っ越しましたや毒蜘蛛は大感謝祭でも唄いませんでした。

卒業後の大感謝祭は卒業後に、福岡の大きなアリーナに、しかも平日に集まることができるファンって本格的なファンがほとんどでしょうからそのへんに向けたものってことみたいでした。加えて細かいことですが、火曜日ってことはSHOWROOMではイコラブメンバーによるイコたいむが配信されてるわけですから別の配信でイコラブプロデューサーがイコラブの曲を唄っているっていうのはどうかっていう判断があったかもしれません。ちなみに同じ日の猫舌の配信にはSKE48OGでかつて指原莉乃プロデュース第1号だった松村香織がゲスト出演していたものの指原莉乃について聞かれてもほとんど何も語ってくれませんでした。

マニアックなセトリ

指原莉乃大感謝祭というタイトルですから指原莉乃が出演はするでしょうが、開演直後に気づいたんですが指原莉乃が唄うとは限らないわけですよね。アイドルを卒業したらもう歌はやらないってテレビなどで発言していましたし、卒業後はプロデューサーや司会者タレントとしてやっていくつもりみたいですから。実際、早送りカレンダーなど最初のほうの数曲はHKT48のメンバーたちが唄っているところを座って観ているじゃないですか。まさにプロデューサー、衣装もアイドルのじゃなくて大人の、司会者っぽい衣装でした。えっまさかこのままエンディングまで、という空気が会場に流れました。しかし、座って観ているのはそのときだけであとは唄ってくれました。

では何を唄ったか。モーニング娘のザ☆ピースを唄ったのは支配人就任後の初コンサートツアーの冒頭で唄ったんだったなと、黒いサングラスをかけてウキウキウオッチング唄っているときはしかもマリアとビビアンがいいとも少年隊のように踊ってくれてレギュラー出演していた笑っていいとものことを思い出させてくれました。ヘビーローテーションをマイクだけオリメン全員ぶん立てて当時のポジション(後列のはじのほう)を独りで唄って他の部分は客席のファンに唄ってもらうというのはなんともシュールな演出でしたがその出世っぷりが如実に示されたことでしみじみしました。

なつみかんとのMCも面白かったですね。村重グラビアの内幕の暴露ネタとか上手に話すし。ゲストはHKTBINGOで共演していた三四郎のみ、卒コンのときもゲスト出演するだろうと多くのファンがウワサしていたフットボールアワーではありませんでした。

ラストに唄った「タンスのゲン」もよかったですよ。この曲がラストなんて誰も予想していなかったでしょうし私も思わず終演後に動画サイトでそのタンスのゲンが使われていたCMを検索しちゃいました。CM契約が切れているということらしいですが、頭のおかしいHKT48、いいね、初めてちゃんと聞いたんですけどいい曲なんで次のシングルの表題曲はこれでいいんじゃないかと私は個人的に思いました。

あと途中のコーナーであった3億円のくだりって、以前HKTBINGOの中で8千万円のくだりがあって「さっしーさんの年収」「もっと上、上」って自分でつっこんでいたあれにリアリティーを持たせるよう金額を増やしたってことでしょうね。人気シンガーソングライターとか大物お笑い芸人とかならあれですけど、アイドルが3億円でリアリティってすごいなあ。アイドルでこれなら卒業後はどうなるんでしょう。どこまで大きくなりますやら、私は今後も指原莉乃に注目します。
(この記事終わり。(96)はついに到来した(?)柏木由紀の時代について)