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AKB48グループ“次期”総監督の指名【日本のアイドルに注目 (64) 】

気持ちはかわっていないか

2018年12月8日に秋葉原AKB48劇場において「AKB48劇場13周年特別記念公演」が行われました。この公演は長時間の公演のため前半と後半にわけられ、途中に休憩があるという珍しい形でした。

12月19日のオールナイトニッポンAKB48グループ総監督の横山由依自身が語っていたところによると、横山由依はその休憩時間にLINEで今から来てとある後輩メンバーを呼び出し、劇場の裏で2人で会っていたそうです。今日発表しようと思うが気持ちはかわっていないか、もう1回確認するために。

確認は、できたみたいです。AKB48グループ総監督の3代めが決まった瞬間でした。

ついに、とうとう、いよいよ

前半および後半で計約6時間かけて、AKB48のメジャーデビュー曲から最新曲までの54曲が全てフルバージョンで披露されました。最後の曲センチメンタルトレインを唄い終わったときメンバーたちの顔には充実感や達成感が浮かんでいました。稽古やリハーサルが大変だったと聞いていましたがまさにそういう顔でした。

メンバー全員がステージ上に集合し、メンバーを代表して横山総監督のあいさつがはじまりました。観客席の柱にはすでに14本めのテープが貼られていました。

「私が高橋みなみさんから総監督を受け継いだのも数えてみたら3年たつんですね・・・・・・ここで次の世代にバトンを渡さなければいけないんじゃないかなと思いました・・・・・・今日この場で次期総監督を指名して、その子の成長を見守って、その子にグループを任せられると思ったら、卒業をしようと思います」

えー、という声が観客席からあがりました。しかし驚いたというよりもやっぱりの、えー、が多かったように聞こえました。なので「卒業」よりも「次期総監督」という言葉に反応したファンのほうが多かったみたいです。

後継指名

多数のメンバーを擁するAKB48グループには、各チームのキャプテンやリーダーだけでなく全体のまとめ役たる「AKB48グループ総監督」が必要です。初代総監督はすでに卒業した高橋みなみ(1期生)、横山由依(9期生)はそのあとを継いだ2代めです。2代めの横山由依は初代の高橋みなみに指名されて就任しました。運営会社や秋元康総合プロデューサーにも相談してのことらしいですが、先代が次を指名してその職責が継承されていくという慣例ができつつあります。「任せられると思ったら・・・・・・」と言っていましたから引継ぎに時間がかかることも横山由依が指名されたときと同様になりそうです。

それだけ大変な仕事みたいですが、音楽番組などに出演したときの「全体的なコメントを言う係」という面もあり、選抜落ちしにくくなる傾向はあるみたいです。そのため不平不満を避けるためにも総選挙での選抜入りは必須、人気メンバーでなければ候補としてふさわしくありません。ただし、モーニング娘のリーダーのように1番上の先輩がなるってものでもないみたいで、1期生の大先輩峯岸みなみをはじめ各期の先輩たちともうまくやれるメンバーであればいいみたいです。

(この記事終わり。(65)は3代めについて)