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計6時間! AKB48劇場13周年特別記念公演 ②【日本のアイドルに注目 (61) 】

公演の収支

前回の続きを書く前に、ついつい13周年特別記念公演の収支に興味がわいてしまいました。キャパ250人の劇場に3900円のチケットで入ることができて109名が出演する、という基本的な情報に基づいてざっくり計算してみました。

収益は3900×250=975000円です。支出は、収益の半分がスタッフの人件費など劇場の経費、残りがメンバーに支払われるギャラになるとすると975000÷2=487500円、1人あたりのギャラは487500÷109=4472、前日のリハーサルのぶんも合わせて考えると日当が・・・・・・2236円? 源泉徴収を引いたら1日約2千円にしかならないではありませんか。物販とオンデマンドでいくら入るのかは知りませんが、お金を儲けるための公演ではないみたいです。

6時間の耐久公演スタート!

2018年12月8日13時、AKB48劇場13周年特別記念公演がはじまりました。おなじみのovertureのあと1曲めは最新曲の「NO WAY MAN」、2曲めはメジャーデビュー曲の「会いたかった」、3曲めは2ndシングルの「制服が邪魔をする」、4曲めは3rdシングルの「軽蔑していた愛情」、どれもフルバージョンで唄われました。

このあたりで、今日はシングル54曲をリリース順に全部フルバージョンで唄うってことかと私だって気づきましたし、観客の多くが気づきはじめたみたいでした。そりゃあ6時間くらいかかるだろう、「NO WAY MAN」は振付が大変みたいだから先にすませておくってことかな、みたいなことを5曲めの「BINGO!」を聴きながら考えていました。

それにしてもAKB48ってヒット曲がいっぱいあるんですね。53rdシングル「センチメンタルトレイン」までの54曲、聴いたことがある曲ばっかりでした。聴いたことがあるどころか、リリース順に延々13年間ぶん唄われるとその曲がリリースされたころに何をしていたかなどAKB48と全く関係ない私の個人的な思い出もたくさん、記憶がどんどん蘇ってきました。この曲が流行っていたときはつらかったな、腹が立った怒った悲しいことがあった、楽しかったなあなど、ずっと明るく元気なAKB48のシングル曲ばかりなのに途中で泣きそうになっていました。

全てのシングル曲を歌い終わったあと、出演した全メンバーがステージ上に勢ぞろいしました。横3列にならび、まん中でマイクを持った横山総監督によるあいさつがはじまりました。サプライズ発表? 続きは次回