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指原莉乃卒業の理由は? 卒業後は?②【日本のアイドルに注目 (59)】

指原莉乃の卒業後は第2の秋元康

前回の続きです。ちょっと前のことになるのですが今年の5月3日、総合プロデューサー秋元康氏の60歳の誕生日の翌日、還暦のお祝いということで「今日は一日“秋元康ソング”三昧」という番組がNHK-FMで放送されました。秋元康氏本人とたくさんのゲストが出演して各々トークをするという番組(詳しくは(14))だったのですが、その番組の最後が指原莉乃とのトークでした。

「指原は面白いんですよ。48グループの中でもプロデューサーは、やっぱり指原」

自分は48グループのプロデューサーを卒業して指原にあとを継がせたい、というようなことを本人に語っていました。「規模がデカすぎますよ、AKBの(プロデュース)をやらされたら」と固辞していましたが、満更でもなさそうでした。

普通に考えてもAKB48が活動をはじめてから13年、14年めに入ったわけですから今後もずっと続けていけるための体制作りをする必要はありそうです。還暦を迎えた秋元康氏があと何年プロデューサーの仕事を続けられるのか、続けてくれるつもりなのかわかりませんが、次のプロデューサーの育成は急務です。若い女の子の気持ちを表現した歌詞を書くことがイヤになったりできなくなったりするかもしれませんし。

次期総合プロデューサーにふさわしい人物を考えるにあたって、指原莉乃は有力な候補になっているみたいです。そのために代々木アニメーション学院との共同企画でのプロデューサーを任せたり(イコールラブ)、テレビ番組の中で自分とプロデューサー対決をするような企画(ラストアイドル)をやったのかもしれません。近い将来、指原莉乃プロデュースによるAKB48の曲やHKT48の曲が発表される可能性は低くないでしょう。

グループのピンチは、トップが先頭に立ってがんばるが基本

ここまで指原莉乃の卒業発表を受けてあれこれ書いてきましたが、最後にちょっとだけ横道にそれます。しかし基本的なことです。

指原莉乃の卒業はHKT48にとってだけでなく48グループ全体にとっても大きな問題、それこそグループの分岐点、転換点です。圧倒的な人気を誇るトップスターがいなくなってしまうので危機だピンチだヤバイぞというたくさんの発言や論評を様々なメディアで見かけました。

しかし、総選挙1位の松井珠理奈が先頭に立ってこの難局を乗り切れ、というような声をほとんど見かけませんでした。いやいや、ここはやっぱり1位のメンバーが、と私は思います。先頭に立つべきメンバーは他にはいないはずです。
(この記事終わり。(60)AKB48劇場13周年記念公演について)