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AKB48唯一の大学院生、武藤十夢 ②【日本のアイドルに注目 (6)】

武藤十夢の目標は気象予報士の試験に合格すること

前回に引き続き今回もAKB48武藤十夢についてです。武藤十夢は2016年の総選挙で10位になって初の選抜入り、2017年の総選挙は不出馬で自分のファンには妹の武藤小麟に投票してほしいと呼び掛けていました。

2017年の総選挙後1年間に発売されたAKB48のシングル全てで表題曲の選抜から外れ、歌番組の出演がほとんどありませんでした。アイドルとしての活動は、劇場公演などを除けばたまに自宅から個人配信するSHOWROOMが中心になっていました。

それは、武藤十夢気象予報士の試験に合格するという目標を掲げて受験勉強に取り組んでいたため運営側が配慮したのかもしれません。人気アイドルとなったあと大学を卒業して大学院に進学した武藤十夢にとってもいわゆるアイドルのセカンドキャリア問題は頭にあったでしょう。気象予報士の試験に合格できればグループを卒業したあともテレビのお天気お姉さんとして芸能界で生きていける可能性が高まります。

気象予報士の試験に合格するのは至難の業!

ファンは妹に譲って自分は気象予報士の試験に合格し、アイドルを卒業して元アイドルのお天気お姉さんとしてやっていくという将来ビジョンを描いていたのかもしれませんが、甘くはありませんでした。武藤十夢気象予報士の試験に落ちてしまいます。1回だけでなく何回も落ち続けます。半年ごとに行われる試験なのですが、2018年の総選挙前にすでに5連敗していました。

こうなってくると、アイドルをやめることができなくなってきます。気象予報士の試験に合格できず、アイドルでもなくなって年だけ取って・・・・・・しまうわけにはいかないでしょう。

2017年の不出馬から一転、武藤十夢は2018年の総選挙に立候補する決断をします。気象予報士の試験に合格できないから、が再び立候補する理由だとはもちろん言いませんでしたが、ファンや他のメンバーはそうとるでしょうし、出戻りの再立候補なんて決してカッコイイことではありません。

前回立候補した2016年が10位だったのですから目標は、7位としました。しかし1年間ブランクがあるので本心は選抜枠の下限、16位内に入れれば御の字という気持ちだったでしょう。それどころかもしかすると1年間グループの活動の中心から離れていた間にファンなんて全員いなくなってしまっているかもしれません。

さてどうなったでしょう。次回に続きます。